緑茶・紅茶・コーヒーの飲み方を変えて、年末年始の「脂肪をため込んだ体」を「脂肪が燃えやすい体」にスイッチしよう。いつも飲んでいる緑茶や紅茶、コーヒーの飲み方をちょっと変えるだけで、脂肪が燃えやすい体になる!

緑茶の画像
毎日飲んでいる緑茶も、少し飲み方を変えると体脂肪を減らす効果が高まる(写真/PIXTA)

 急須で入れた緑茶4~5杯程度(濃いめは3杯)を飲むと、体脂肪を減らす効果がある緑茶のカテキン。最近では、「緑茶を一定量飲むことで、褐色脂肪細胞を活性化することが、北海道大学の斉藤昌之名誉教授との研究で分かった」と、花王ヘルスケア食品研究所の竹下尙男研究員は話す。褐色脂肪細胞は、脂肪をため込む白色脂肪細胞に働きかけて燃焼を促すが、加齢と共に減り、太りやすい人は活性が低いという。

 また、コーヒーには、脂肪の代謝に関係する肝臓の機能を改善する作用がある。三越診療所の船津和夫医師は、「5年間の追跡調査で、コーヒーを1日2.5杯以上飲むグループは、肥満と相関のある脂肪肝の人が有意に少なかった」と話す。

 さらに、脂肪燃焼を促すカフェインを含む紅茶も、飲む習慣の有無で、中性脂肪値やウエストサイズに差が出るという。

 こうした脂肪を燃焼しやすくする成分をたっぷりとるなら、トクホ(特定保健用食品)のお茶やコーヒーが便利だ。芝浦スリーワンクリニックの板倉弘重名誉院長は、「これらの成分は少量でもそれなりの作用はある。食後など脂肪が蓄積されるタイミングで飲むといいだろう」と話す。

 以下、緑茶、紅茶、コーヒーの効果的な飲み方を見ていく。

日経ヘルス2015年2月号掲載記事を再構成

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