前回、野菜をしっかりと咀嚼(そしゃく)することで内臓脂肪の分解が促されることをお伝えしました。しかもいつもの間食を野菜スティックに置き換えればカロリー制限になるメリットも。今回は、野菜スティック・ダイエットが無理なく、おいしく長続きする多彩な味わいのヘルシーディップをご紹介します。
・野菜スティック食べるだけダイエット 無理なく続く
・ディップソースを常備 いつもの間食を野菜スティックに←今回はココ
医学博士で管理栄養士の本多京子先生の冷蔵庫にはいつもディップが用意されている。「幼い孫にもいろいろな素材の味を伝えたくて」。日経ヘルス読者向けの6品は、少し大人の味わい。いずれも素材を合わせて混ぜるだけ! 多彩な手づくりディップを6つご紹介! 「野菜スティック習慣で素材そのものの味わいも楽しんでくださいね」(本多先生)
★材料はすべて、でき上がり1/2カップ強分、70gの野菜を食べる場合の3〜4回分目安。冷蔵庫で2日間保存OK。
★クリームチーズは常温に戻してから混ぜる。水分の多いものは十分に水きりをしてから混ぜる。
No.1 豊かな風味を添えて満足感をアップ
カニ缶&クリームチーズ
[1回分]51kcal・塩分0.75g
【材料】
カニ缶…小1(汁きり後40g)
クリームチーズ…36g(個装タイプなら2個)
タマネギ(みじん切り)・スイートチリソース…各大さじ1
ナンプラー(またはしょう油)…小さじ1
【Point】
カニ缶はしっかり汁を切る。カニ缶がなければカニカマ4本で代用を。みじん切りにしてから加える。
No.2 オリーブオイルと和食材の好相性
明太&豆腐
[1回分]43kcal・塩分0.5g
【材料】
からし明太子(皮を除く)…1/2腹(30g)
木綿豆腐(水きり)…1/4丁(約70g)
タマネギ(みじん切り)…大さじ1
オリーブオイル・レモン汁…各大さじ1/2
はちみつ…小さじ1
塩・こしょう…各少々
【Point】
明太子は皮に切り目を入れ指で押し出すと簡単に身が出る。豆腐はキッチンペーパーでくるみ、しばらく重しをして水きりを。茶漉しで裏ごしすると滑らかな味わいに!