こちらも身近、積極的に食べたいキノコ

【7】マイタケ
香り高くうまみも

[100g当たり 食物繊維3.5g・うち水溶性0.3g]
動物実験で血中コレステロールを低下させる作用が確認された。ヒトでは血糖値の上昇抑制、便秘改善作用などのデータがある。

【8】ヒラタケ
日本人が古くから食べてきた

[100g当たり 食物繊維2.6g・うち水溶性0.2g]
かつてシメジとして流通していた。キノコキトサンが豊富で、肌荒れ防止や血流アップ効果が高い。血栓を作りにくくする働きも。

【9】キクラゲ
コリコリ食感が料理のアクセントに

[100g当たり 食物繊維5.2g・うち水溶性0g ]
黒キクラゲには血液サラサラ効果が、白キクラゲには新陳代謝を促す効果が。薬膳では白キクラゲが肌を潤し便秘を改善するとされる。
*キクラゲ(ゆで)で代用

【10】ホンシメジ
うまみの多いキノコ
[100g当たり 食物繊維1.9g・うち水溶性0.3g]
免疫力アップ、脂肪分解酵素の働きを抑制する作用がある。アミノ酸が多く、うまみが強い。特に、疲労回復に役立つオルニチンが多い。

【11】ハタケシメジ
シャキシャキした歯触り

[100g当たり 食物繊維2.7g・うち水溶性0.2g]
血栓を作りにくくする作用が特に強い。血圧降下作用もある。ブナシメジなどに多い苦み成分を含まず、食べやすい。

【12】マツタケ
日本のキノコの王様

[食物繊維4.7g・うち水溶性0.3g ]
香りの成分、マツタケオールなどには、食欲増進や消化酵素の分泌を促す作用がある。免疫賦活作用、抗がん作用もあると期待される。