スーパーでよく見かける身近なキノコ

【1】エノキタケ
いつでも安く手に入る

[100g当たり 食物繊維3.9g・うち水溶性0.4g]
抗メタボ作用のある食物繊維、キノコキトサンの含有量がキノコ中トップクラス。コレステロール値を下げ、免疫力を高める。肌の保湿効果のあるトレハロースも多い。

【2】エリンギ
アワビのような歯ごたえ

[100g当たり 食物繊維3.4g・うち水溶性0.2g]
シャキッとした歯触りが魅力のキノコ。体脂肪の低減効果、中性脂肪の吸収抑制などが確認されている。糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促すナイアシンも多い。

【3】シイタケ
キノコといえばコレ

[100g当たり 食物繊維4.2g・うち水溶性0.4g]
含有成分エリタデニンがコレステロール値を低下させる。日光に当てるとビタミンDに変化するエルゴステリンが豊富。骨粗しょう症予防にも有効。加熱でうまみ成分が10倍に。

【4】ブナシメジ
シメジとして出回っている

[100g当たり 食物繊維3.7g・うち水溶性0.3g]
糖尿病マウスにブナシメジエキスを与えると内臓脂肪が減少した。また、インフルエンザの症状を軽減するというマウスでの研究報告もある。

【5】ナメコ
独特のぬめりが特徴

[100g当たり 食物繊維3.3g・うち水溶性1.0g]
水溶性の食物繊維が豊富なキノコ。ぬめり成分は、腸内でコレステロールや胆汁酸をからめ取って便として排出させるほか、たんぱく質の吸収や消化を高める。

【6】マッシュルーム
和名はツクリタケ

[100g当たり 食物繊維2.0g・うち水溶性0.2g]
世界3大キノコのひとつ。食物繊維は主なキノコの中で最も少ない。含有成分であるシャンピニオンエキスには、体臭や便臭を抑える効果がある。「西洋マツタケ」の別名も。