2つの材料でできる酢ショウガの作り方

 酢ショウガの作り方はとっても簡単! 一晩で出来上がるからぜひ試してみよう。

1. ショウガを薄く切る

ショウガをよく洗い、皮がついたまま薄くスライスする。

2. 酢を注ぐ

ショウガを保存容器に入れ、ひたひたにつかるまで酢を注ぐ。

3. 密閉容器で保存

1晩漬けたら食べられる。2、3日置くとショウガの辛みもまろやかに。2週間ほどで使い切ろう。

●温めると冷え改善にも

庄司さんのお気に入りは、酢ショウガと塩昆布を入れてお湯を注ぐ簡単ドリンク。「昆布のうまみが出ます。疲れているときにお薦め」。

●冷たいままだとダイエット効果

「酢ショウガを豆腐にのせ、醤油を少し垂らすだけでもおいしい」(庄司さん)。ゆでた豚肉などとも相性はバッチリ。

 次回は、酢ショウガのお手軽レシピ いつもの料理にのせるだけをご紹介します。

庄司いずみ
野菜料理家
庄司いずみ 主宰する「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ」では、野菜料理教室を開催。著書「酢しょうがでやせる! 元気になる!」(主婦の友社)が大ヒット。「酢ショウガはみじん切りや千切りで漬けてもいい。照り焼きや味噌炒めなど、甘辛い料理によく合います」。
平柳 要
食品医学研究所 所長
平柳 要 医学博士。東京大学大学院医学研究科修了。日本大学医学部准教授を経て現職。著書に『病気にならない!しょうが緑茶健康法』、『医学博士が考案した長生きふりかけ』(サンマーク出版)など。「ショウガは最強の健康長寿食材の一つ」。
岡本真由美
東京工業大学生命理工学院 研究員
岡本真由美 京都大学大学院医学研究科を修了後、理化学研究所、G&Gサイエンスを経て、早稲田大学大学院先進理工学研究科生命理工学博士後期課程を修了(神経病理学)。同大学理工学術院研究院講師、国立国際医療研究センター研究所代謝疾患研究部上級研究員を経て現職。

取材・文/平野亜矢(日経クロストレンド編集部) 写真/鈴木正美