1日15mlの酢を合わせることで体脂肪を減らす

 ショウガと合わせる酢にも、毎日大さじ1杯以上とることで、内臓脂肪や皮下脂肪が減らせる作用があることが下記の実験からわかる。

 酢に含まれる酢酸には、脂肪の合成を抑え、さらに脂肪の燃焼を促す作用があるためだ。ミツカンの研究では、12週間、1日大さじ1(15ml)の酢をとることで、内臓脂肪が減り、皮下脂肪も減る傾向が見られた。30mlとった場合はこれらの効果がより高かった。

25〜60歳の肥満気味の男女155人を、1日当たり食酢15mlをとる群、30mlをとる群、偽の酢をとる対照群に分け、12週間試験を行った。左は15mlの酢をとった人の実験前、右は12週間後のCTスキャンの画像。内臓脂肪が減っているのが分かる。(データ:ミツカン)
25〜60歳の肥満気味の男女155人を、1日当たり食酢15mlをとる群、30mlをとる群、偽の酢をとる対照群に分け、12週間試験を行った。左は15mlの酢をとった人の実験前、右は12週間後のCTスキャンの画像。内臓脂肪が減っているのが分かる。(データ:ミツカン)

 酢ショウガは、まさにダイエット食材の最強タッグ。そのままでもよし、冷えも気になる人は加熱して取り入れよう。