脂肪を「燃やす」ワカメ
一方、ワカメは、脂肪の燃焼を促すダイエット成分、フコキサンチンを豊富に含む。
北海道大学の宮下和夫教授は「フコキサンチンは光合成が盛んに行われる細胞の表面部分で作られ、ワカメなど肉薄の海藻に多い。内臓脂肪に存在するたんぱく質UCP1を活性化して脂肪燃焼を促す」と話す。
ダイエット効果を期待するなら、エノキタケは「1日に100g」(江口教授)、ワカメは「1日に乾燥で5g」(宮下教授)を目安にとろう。
ワカメを食べるときのコツ
●魚油など体にいい油と一緒にとる
●暗所で保存、早めに食べる
フコキサンチンの抗肥満効果は実は魚油と一緒にとるとパワーが増す。また、乾燥ワカメは光に弱く、保存中にフコキサンチン減少するので早めに食べよう。
次のページでは、脂肪を「出す」エノキタケと脂肪を「燃やす」わかめの最強コンビ、エノキ&わかめの塩あえレシピを紹介!