小鍋ダイエット・基本の食べ方

 脂肪を燃やして上手にやせるためのファットバーニングダイエットを小鍋料理で実践するにも基本ルールがある。次の3項目をしっかりチェックしよう。

1. 油は減らさない! しっかりとって脂肪を燃やす

 油は動物性・植物性を問わずとろう。「日本人は動物性脂肪が不足しがち。心臓病になりやすいというのは誤解で、逆に脳卒中の予防に良さそうだと示されている」(山田さん)。

2. たんぱく質と野菜で、満腹になるまで食べる

 エネルギー代謝の低下を防ぐたんぱく質や脂質、食物繊維やビタミンを含む野菜はお腹いっぱい食べてもOK。満足感が高く、腹持ちが良いので無理なく続けられる。

3. 糖質もとっていい。1食、20〜40gが目安

 厳しい糖質制限はストレスになり、リバウンドの原因に。1食当たり、糖質量20〜40gを目安にとるといい。食事と別に間食をとる場合は、糖質量が10gに収まるように。

砂糖なら…大さじ4杯程度
うどんなら…1玉(200g)弱
ご飯なら…2/3膳ほど

 次回は、肉の小鍋ダイエットレシピを紹介します。

山田 悟
北里大学 北里研究所病院 糖尿病センター長
山田 悟 日本糖尿病学会糖尿病専門医。日々多くの患者と向き合いながら、糖尿病の治療や研究を行う。「日本人は糖質を処理するインスリンの分泌能力が欧米人に比べて低いため、糖尿病にもなりやすい」と、食べる楽しみを損なわないゆるやかな糖質制限食=ロカボ(低糖質)を提唱。近著に『カロリー制限の大罪』 (幻冬舎新書)ほか。

取材・文/渡辺満樹子 写真/福岡 拓 グラフ/増田真一 構成/堀田恵美

日経ヘルス2018年2月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります