夜のプチ甘ハーブティー

 夜はリラックス効果が高いプチ甘ハーブティーを。

右上がレモンバーベナティー、左下がジャーマンカモミール&フェンネルティー
右上がレモンバーベナティー、左下がジャーマンカモミール&フェンネルティー

 夕食後の胃のむかつきや、膨満感を引きずったままだと、なかなか寝付けず、翌日もイライラして「ムダ食い」の原因に。レモンバーベナやフェンネルのハーブティーで胃腸を整えよう。深く眠れて心身の疲れをリセットでき、翌日のお菓子食べ防止にもつながる。

◆胃がムカムカして寝られないときは
「レモンバーベナ」
⇒ 消化を助け、胃腸を整える

ヨーロッパでは食後に飲むお茶としてポピュラー。「消化を助ける働きがある。レモンの風味が神経の高ぶりを抑える」と橋口さん。

【作り方】
カップにティーバッグを入れ、熱湯を注ぐ。3〜5分蒸らし、ハチミツ1杯を入れて混ぜる。

◆おなかが張ってイライラするときは
「ジャーマンカモミール&フェンネル」
⇒ 膨満感を抑える

「フェンネルには膨満感を抑える作用がある」と橋口さん。腹痛を改善する作用も。食欲を抑える効果もあるので食前に飲んでもいい。

【作り方】
カップにティーバッグを入れ、熱湯を注いで3〜5分蒸らす。ハチミツを1杯を入れて混ぜる。

市販のティーバッグでジャーマンカモミールとフェンネルのブレンドが見つからなければ、「フェンネルシード5〜6粒をつぶしてカモミールティーに混ぜて」(橋口さん)。

左上がカモミールミルクティー、右下がオレンジピール紅茶
左上がカモミールミルクティー、右下がオレンジピール紅茶

 食後にデザートが欲しくなったときも、プチ甘ハーブティーを召し上がれ。寝る前のつまみ食いは太るもと。胃腸に負担をかけ、睡眠の質も悪くする。夕食以降に甘いものに手が伸びてしまう人は、夜のプチ甘ハーブティーに切り替え。甘みのあるお茶で夜の「ムダ食い」はストップ、おなかを空にして寝てみて。翌朝、体が軽く感じるはず。

◆寝る前に甘いものが欲しくなったときに
「カモミールミルク」
⇒ ほの甘くておなかも満足

「カモミールを牛乳で煮出すと、ハチミツを入れなくても十分な甘みで満足できる」と橋口さん。カモミールの効果で眠りも深くなる。

【作り方】
牛乳200mlを温め、軽く煮立ったら弱火にしてジャーマンカモミールのティーバッグを2〜3分煮出す。

◆寝る前に何か食べたくなったときは
「オレンジピール紅茶」
⇒ ピールを食べて口寂しさ解消

「柑橘の香りには食べたい欲求を抑える効果がある」と橋口さん。オレンジピールは食べてもいい。口寂しいときにお薦め。

【作り方】
カップにティーバッグとオレンジピール小さじ2を入れ、熱湯を注ぐ。3〜5分蒸らす。ハチミツ1杯を加える。