雑誌『日経ヘルス』から、「カラダ想いなのに簡単に作れる」という料理レシピをご紹介。毎回、人気の料理人・料理研究家が登場します。 健康を支える「3つのキーワード」と、簡単に作れておいしくヘルシーなレシピを伝授していただきます。

飛田和緒さん
料理家。会社員などを経て料理の道へ。夫と小学生の娘との3人暮らし。日々の暮らしから生まれる、おいしくて体にやさしいレシピが人気。雑誌やテレビなどで幅広く活躍している。著書に『飛田さん家のおつかれさまごはん』(宝島社)、『常備菜』(主婦と生活社)、『ひだパン 飛田和緒さんの「食パン」ごはん』(東京書籍)など多数。

 東京から葉山に移り住んで10年。早寝早起きが当たり前になり、以前よりもカゼを引かなくなりました。ヨガを始めたことも、心身の健康につながっているようです。とはいえ、家事は毎日のこと。短時間でおいしく作るには……、と考え、だしを常備するようになりました。

 常備だしがあると、常備菜があるのと同じように気持ちに余裕が生まれます。塩分を控えめにできるので健康的です。

 野菜のうまみもだし代わりに利用。コンソメを入れなくても物足りなさはありません。ちなみに、余った大根の皮や白菜は天日干しにしてうまみを凝縮させ、料理に使っています。

飛田和緒さんの3つのキーワード
(1)鶏の常備だし
(2)昆布の常備だし
(3)野菜だし
「家族にも人気の『常備だし』、体にやさしいご飯が手軽に作れます」