素材の味を生かした玄米に合うスープ

 玄米はそれ自体に味がしっかりあるので、スープと合わせるだけで満足できる食事になります。ご飯をスープに浸しながら食べてもいいし、スープかけご飯にしても楽しめます。

 この時期のお薦めは、旬の大根と豚肉がゴロッと入った、ボリュームたっぷりのスープ。干しエビや干し貝柱などの乾物と一緒に煮ると、驚くほどうまみが出るので、薄めの味付けでもまったく気になりません。スープが残ったら、翌日はゆでたそうめんを入れて「にゅうめん」にしてもおいしいですよ。

豚肉と大根のスープ。豚肉と乾物の相乗効果で塩分控えめでもおいしい
豚肉と大根のスープ。豚肉と乾物の相乗効果で塩分控えめでもおいしい

主な素材は2つ、うまみたっぷり
豚肉と大根のスープ

[1人分]339kcal・塩分 2.0g [調理時間]120分

【材料(4~5人分)】
豚肩ロース肉…500g
下味
 塩・レモン汁…各小さじ1
 タマネギのすりおろし…大さじ1
大根…1/2本
(A)干しエビ…20個
(A)干し貝柱…4~5個
(A)ショウガ…1かけ
(A)ネギの青い部分…1本分
(A)酒…大さじ2
(A)水…1000ml
粗びき黒コショウ…適量
好みの薬味(香菜、ネギ、細ネギ、ライムなど)…適量

【作り方】
1. 豚肉はペーパータオルで水気を拭き、大きめの一口大に切ってボウルに入れる。下味の塩、レモン汁とタマネギを順に加えて、その都度もみ込み、室温に30分置く(一晩置くときは冷蔵庫へ)。
2. 大根は皮をむいて2~3cm幅のいちょう切りにする(できれば面取りする)。鍋に入れてかぶるくらいの水を注ぎ、強火にかけて沸騰したらざるに上げる。
3. 鍋に12Aを入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めてアクを取る。弱めの中火で30分煮たら、少しずらして蓋をし、さらに弱火で豚肉が柔らかくなるまで30分煮る。途中アクが出れば取り除き、具が汁から顔を出さないように水を足す。
4. ネギの青い部分は除いて器に盛り、粗びき黒コショウを振る。好みの薬味をのせる。

下味をあらかじめもみ込んでおくと、豚肉が驚くほど柔らかくなる

構成・文/川端浩湖 写真/野口健志

日経ヘルス2017年2月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります