雑誌『日経ヘルス』から、人気の料理人・料理研究家が登場し、「カラダ想いなのに簡単に作れる」という料理レシピをご紹介。健康を支える「3つのキーワード」と、簡単に作れておいしくヘルシーなレシピを伝授していただきます。

川津幸子さん
料理研究家。世界文化社、オレンジページなどで料理編集に携わった後、フリーに。栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』を編集。その後、料理の楽しさを伝えるべく、編集者と料理家を兼ねた本作りを始める。『しあわせの鍋レシピ50』(文藝春秋)、『100文字レシピ プレミアム』(新潮社)など著書多数。

 食いしん坊でせっかちな性分なので、家庭で作るご飯は、おいしくてパパっとできることが絶対条件。さらに最近は、体にいい食材を意識して使うようになりました。

 なかでも、鶏胸肉や豆類、野菜を使ったシンプルなメニューは、定番中の定番。多めに作って、次の日にアレンジできるので、忙しいときは大助かり。これがあると、気持ちに余裕も生まれます。

 日々の生活と同じく、食事作りもメリハリが大事。調理の手間を省けるところは省くようにしています。そんな大らかさが、周囲も驚くほど元気な秘訣かもしれません。

川津幸子さんの3つのキーワード
(1)主菜に手作りサラダチキンを
(2)豆で簡単な副菜を
(3)重ね蒸しで野菜のおかず

「体にいい料理を多めに作ると気持ちにも余裕が生まれます」