雑誌『日経ヘルス』から、「カラダ想いなのに簡単に作れる」という料理レシピをご紹介。毎回、人気の料理人・料理研究家が登場します。 健康を支える「3つのキーワード」と、簡単に作れておいしくヘルシーなレシピを伝授していただきます。

牧野直子さん
牧野直子さん
管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。女子栄養大学卒業。病院関連施設で食生活指導や栄養指導に携わるほか、料理教室、講演会や雑誌、書籍、テレビなどのメディアで、より健康になるための食生活や栄養、簡単でおいしい料理の提案を行っている。著書に『世界一やさしい!栄養素図鑑』(新星出版社)など多数。

 毎日を元気に過ごす基本は、やはりバランスのいい食事。管理栄養士の私ですが、家族の食事について、エネルギーや栄養素を計算してはいません。ただ、食べすぎたら減らし、足りなければ補うという意識を持つようにしています。

 どうしても不足しがちなのは野菜ではないでしょうか。毎日ラクに継続してとるためには……、と考えてたどり着いたのが、野菜を調味料としてご飯と炊いたり、たれとして使ったり、ゆでてストックしたりする方法。こうすれば、いくつもの種類の野菜を、少しずつとることができます。そのおかげか、我が家は家族そろってカゼ知らずです。

牧野直子さんの3つのキーワード
(1)トマトを調味料として使う
(2)香味野菜はたれにして常備
(3)ゆでた緑野菜を副菜にアレンジ

「野菜を、調味料やたれとして使い、毎日しっかりとっています」