インド滞在で学んだスパイスの奥深さ

 数年前、インドのベジタリアンの家庭に滞在し、料理を習う機会がありました。そこで出合ったのがクミンやターメリック、コリアンダーなどのスパイス。その奥深い味わいを知り、すっかりスパイスのとりこに。毎日の料理は野菜しか使っていないのに、スパイスのおかげで物足りなさは一切なし。2週間続けたら体がシャキッとして体も軽やかになったんです。

 それ以来、暑さで体がだるくなると、スパイスをたっぷり使った野菜カレーを作り、夏を乗りきっています。

焼きナスのカレー クミンライス添え。スパイスの刺激で夏の暑さを乗りきる
焼きナスのカレー クミンライス添え。スパイスの刺激で夏の暑さを乗りきる

野菜だけなのに驚きのコク
焼きナスのカレー クミンライス添え

[1人分]458kcal・塩分2.5g[調理時間]50分

【材料(4〜6人分)】
ナス…8〜10本
タマネギ…1個
シシトウガラシ…12本
香菜…2〜3束
トマト…小2個
サラダ油…大さじ4
クミンシード…小さじ1
ニンニクのすりおろし・ショウガのすりおろし…各1かけ分
(A)ターメリック・コリアンダーパウダー…各小さじ1
(A)カイエンヌペッパー・シナモンパウダー・黒コショウ…各小さじ1/4
水…400ml
塩…小さじ2
ガラムマサラ…小さじ1
レモン汁…大さじ1
クミンライス(下記参照)…適量
香菜・レモンのくし形切り…各適量

【作り方】
1. ナスはところどころに菜箸で穴を開け、グリルに入れて皮が黒くなるまで焼く。少し蒸らしてから皮をむき、みじん切りにする。タマネギはみじん切りにする。シシトウガラシは軸を切って小口切りに、香菜はみじん切りにする。トマトはへたを取り、ざく切りにする。
2. 鍋にサラダ油とクミンシードを入れて弱火で熱し、パチパチと音がしてきたらタマネギを加えて中火にする。タマネギがしっとりして色づき、甘みが出るまで炒めたら、ニンニクとショウガのすりおろしを加えて炒める。
3. シシトウガラシ、香菜を加えて炒め、Aを加えて炒め合わせる。トマトを加えてつぶしながら炒めたら水を加え、煮立ったら蓋をして5〜6分煮る。
4. 塩と1のナスを加えて水気が少なくなるまで煮詰めたら、ガラムマサラとレモン汁を加えてひと混ぜする。器にクミンライスとともに盛り、香菜をのせ、レモンを添える。

カレーとの相性は抜群
クミンライス

[1人分]1531kcal・塩分0.6g[調理時間]40分

【材料(作りやすい分量)】
バスマティライス(香り米)…2カップ
サラダ油…大さじ1
クミンシード…大さじ1
シナモンスティック…1/2本
水…2カップ
塩…少々

【作り方】
1. バスマティライスは洗ってざるに上げ、水気を切る。
2. 鍋にサラダ油とクミンシードを入れて弱火で熱し、パチパチと音がしてきたらシナモンスティックを加えてざっと炒める。
3. 1の米を加えて中火にし、油が回る程度に炒め合わせたら、水と塩を加えて蓋をする。煮立ったら弱火にして10分炊き、火を止めてそのまま7〜8分蒸らす。

構成・文/川端浩湖 写真/野口健志

日経ヘルス2016年6月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります