雑誌『日経ヘルス』から、「カラダ想いなのに簡単に作れる」という料理レシピをご紹介。毎回、人気の料理人・料理研究家が登場します。健康を支える「3つのキーワード」と、簡単に作れておいしくヘルシーなレシピを伝授していただきます。

コウケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューを提案。テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍中。一男一女のパパでもあり、自身の経験をもとに、親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に力を入れている。著書は『いつものかぞくごはん』(小学館、共著)、『子どものまんぷくごはん』(家の光協会)など多数。

 子どものころ、食卓にはいつも何かひとつ、ゆでただけ、蒸しただけの野菜が並んでいました。味付けなしのキャベツやホウレン草、小松菜などを前に「何でだろう?」と不思議に思ったものですが、今は僕の健康維持に欠かせません。

 特に蒸しキャベツは、キャベツそのものの味がよくわかる、味覚をリセットできるなどのメリットはもちろん、ご飯やおかずを包んで食べることもできます。最近は4歳の息子と1歳の娘も見よう見まねで包むようになりました(笑)。

 野菜不足が気になる人も多いと思いますが、これなら料理初心者でも野菜との付き合い方が上手になりますよ。

コウケンテツさんの3つのキーワード
(1)気どらない野菜料理
(2)青唐辛子の手作りだれ
(3)酢でさっぱりおかず
「味付けしてない野菜を何かひとつ食卓に並べるようにしています」