素敵なカフェを見つけたら友達を実際に誘ってみる

 揺らがない自己肯定感は、相手と向き合って得られる信頼関係の中でのみ育ちます。そして信頼できる関係を築くには、自分から行動を起こす必要があるのです。これがレッスン2。例えば、素敵なカフェを見つけたとします。このとき、写真をSNSにアップするだけでなく、実際に誰かを誘ってみましょう。「いいね!」と違って、数を集める必要はありません。一緒に楽しめそうな人を1人誘えばいいのです。

 断られるかもしれない? 確かに、その可能性もあります。でも、断られることを避けてネットの手軽な関係にばかり頼っていては、いつまでも「いいね!」がつかないだけで不安になるような関係しか持てません。もし断られたら、別の誰かを誘えばいい。そんなふうに思えるようになることが、目標なのです。

Lesson2 「いいね!」を待つのではなく実際に友達を誘ってみる
 SNSでシェアしたくなるような気になるお店やイベントを見つけたら、誰かを誘ってみよう。信頼できる人間関係は「いいね!」を待つだけでは築けない。関係を深めようと自ら行動することが大事。関係づくりに自分が寄与しているという実感が、自己肯定感を育てる。
星 一郎(ほし いちろう)
心理セラピスト
星 一郎(ほし いちろう) 1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表。IP心理教育研究所所長。アルフレッド・アドラー博士が提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て支援やカウンセリングを行う。近著は『話を聞ける子が育つママのひと言』。

取材・文/北村昌陽 構成/平野亜矢(日経クロストレンド編集)写真/PIXTA

日経ヘルス2015年4月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります