ネット上のコミュニケーションサイトでは、特有の不安やイライラが起こりがち。実は手軽に「いいね!」をつけ合うようなやり取りの陰に、意外な落とし穴があるのです。雑誌『日経ヘルス』から、アドラー心理学に基づいた「ココロの救い方」を発信します。

「いいね!」が付かないことに気をもんでいませんか?
「いいね!」が付かないことに気をもんでいませんか?

 最近は、フェイスブックやLINEといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を楽しんでいる人も多いでしょう。一方で、「SNS疲れ」なんて言葉を聞いたことはありませんか? SNSは何かと便利なツールですが、不安や気疲れを助長しやすい面があるのです。

 例えば、投稿を見た人が、「いいね!」ボタンをクリックして共感を伝えるフェイスブックの「いいね!」機能。自分の投稿への「いいね!」が増えていくのは楽しいですが、つかないと不安になることもある。「いいね!」獲得に血眼になる人もいれば、「いいね!」を気にすることに疲れて投稿をやめてしまう人もいます。LINEでは、メッセージをなかなか読んでくれないとか、読んでいるのに反応がないといった状況に、不安やイライラが募ることもあるでしょう。

 アドラーが活躍したのはインターネットなどなかった時代ですが、このようなネット特有の心理を考える上でもアドラー心理学は役立ちます。

日経ヘルス2015年4月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります