■頸椎の「クッション」のズレやつぶれが凝りや痛みの原因に

頸椎は椎骨と呼ばれる7つの小さな骨が連なってできており、頭を支えている。骨と骨の間にはクッションの役割を持つ椎間板があり、その中央部には髄核と呼ばれるゼリー状の組織がある。悪い姿勢などで髄核がずれると、髄核を取り囲む線維輪という組織が傷み、首の痛みになる。髄核のずれが酷くなると、椎間板がつぶれ周囲の組織を傷つけ、頸椎への負担が増す。ひどくなると椎骨の中を通っている神経を圧迫し、手足にしびれが出ることも。
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