ウエストシェイプ、ヒップアップ、むくみ予防など、うれしい効果が一度に得られるスクワット。前回は、体の土台となる下半身を整え、疲れにくくやせやすい体になるための基本のスクワットを紹介しました。今回は、スクワットのバリエーションとして、正しいフォームが身につく椅子スクワットと、物足りない人のためにハードスクワットをご紹介します。

1日1分の体幹スクワット 継続で安定したやせ体質に
・みっちり1分で鍛える 椅子スクワット&片脚スクワット ←今回はココ

体幹スクワットのバリエーション

 基本のスクワットを1分間続けられないという人は、強度を落とした椅子スクワットを試してみよう。どうしても姿勢が崩れてしまうという人も、椅子で体を支えるとバランスを崩しにくくなり、フォームを修正できる。

 反対に、基本のスクワットでは物足りないという人は、片脚スクワットにステップアップ。前ももや股関節に刺激がより入り、強度が上がる。これらも基本同様、毎日1分間を目安に。

 1分スクワットのコツは、『ながら運動』にしないこと。「できれば姿見などを見ながら1分間自分の体と向き合うことで、達成感が得られ、運動の効果も高まります」(パーソナルトレーナーの竹下雄真さん)。

フォームが身につく 椅子を使ったスクワット

 椅子の背面に伸ばした両手を置き、体をサポート。この状態でスクワットをすることで転倒や姿勢の崩れを防ぐことができる。ひざの高さよりもお尻を低く下ろすよう意識して。自分のペースで1分やろう。

1. 椅子の背に手を添える
2. 腰を下ろした時にひじが曲がらない位置に立つ

3. お尻を後ろに突き出すイメージ
4. もも裏が床と平行になるまで腰を落とす