「#腹筋女子」というハッシュタグを入れ、SNSに自撮り写真をアップする人が増えていますね。目指すはタテ線が入ったお腹。腹筋づくりに詳しい山崎麻央さんが女性の体に合う腹筋づくりプログラムを伝授。今回は3週間プログラムに入る前に知っておきたい、美しい腹筋を作るための基礎知識を紹介します。

・1日10分を3週間「腹筋女子プログラム」に挑戦する? ←今回はココ
・まずはストレッチ&呼吸をマスター 腹筋女子プログラム
・エクササイズでお腹タテ線をゲット 腹筋女子プログラム

 「そもそも筋肉量が少ない女性は、筋肉量の多い男性向けトレーニングでは思うような結果が出ないことも。女性には、女性の体に合った筋トレメソッドが必要なんです」。そう話すのは、加圧、ピラティスインストラクターで、著書『#腹筋女子』を記した山崎麻央さん。

加圧、ピラティスインストラクターの山崎麻央さん
加圧、ピラティスインストラクターの山崎麻央さん

 腹筋のタテ線をキレイに入れるには、意外にも、「背中のほぐし」と「呼吸法」が重要だという。「腹筋は伸ばしたり縮めたりすることでつきますが、背中が硬いと腹筋がスムーズに動かず、トレーニングの効果を十分に得られません。そのため、まずはストレッチでほぐすのが不可欠。次に、お腹に力を入れやすくなる呼吸法をマスターする。この2つの準備をした上で筋トレを行うと、効率的にタテ線が入ります」(山崎さん)。

 腹筋がつくと体幹が安定するため姿勢がよくなり、全身のスタイルにも好影響が。「お腹に意識が向くので、過食を防げるのも利点です」(山崎さん)。