筋トレの極意とは?
前ページで、実は、2~3週さぼっても筋トレ効果は持続するということが分かった。ここでは、より効率よく筋トレ量を増やすための「極意」をチェックしよう。
極意1・筋トレは毎日やるな、週2~3回がベスト!
筋トレの頻度が高いと、たんぱく質の合成が高まりにくくなってしまう。1回の筋トレで、たんぱく質の合成は24~48時間高まっているので、毎日はやらないほうがいい。
極意2・普段甘やかしがちな部位こそ鍛えるべし!
普段あまり使っていない筋肉は、筋肉が増える伸びしろがあるから、筋トレ効果大! 歩行などに大事なお尻や太ももの筋肉だけでなく、胸や二の腕などを鍛えるのもいい。
極意3・筋肉が疲れることが大切、15回できる強度で!
筋トレは、筋肉が疲れるところまで負荷をかけることが大切で、ある程度の回数を繰り返したほうがいい。筋トレ初心者の場合は、15回で限界と感じるような強度で。
次回は、すぐに実践できる、下半身のトレーニング方法を紹介します。
こちら ⇒ 「下半身のこれだけ筋トレ」で筋合成、ヒップアップ効果
名古屋工業大学 生命・応用化学専攻 生命・物質化学分野 准教授
取材・文/武田京子 写真/稲垣純也 モデル/MIKA