お腹は引き締めたい、でもツライ筋トレは続かない……。そんな人へのオススメが、お腹の筋肉を「伸ばす→縮める」だけの「5秒腹筋」。前回は、5秒タテ腹筋の方法を紹介しました。今回は、総仕上げとして「5秒ヨコ腹筋」「5秒寝て腹筋」を紹介します。この3種類を毎日実行すれば、ぺたんこお腹が手に入ります。

「5秒タテ腹筋」ラクなのにしっかり鍛える、お腹が凹む
・「5秒ヨコ腹筋」「5秒寝て腹筋」でお腹ぺたんこ ←今回はここ

「5秒ヨコ腹筋」でわき腹を引き締め、「5秒寝て腹筋」で下腹部全体を引き締めよう
「5秒ヨコ腹筋」でわき腹を引き締め、「5秒寝て腹筋」で下腹部全体を引き締めよう

わき腹を引き締める「5秒ヨコ腹筋」

 「ハッ!」と気がついたら、余裕でつかめる状態になっていたわき腹。実は日常生活では使う機会が少ない部位だけに、脂肪もつきやすいという。「5秒ヨコ腹筋」でがっつり引き締めて、くびれを復活させよう。

 前回紹介したタテ腹筋と、今回紹介するヨコ腹筋は立ったまま行うのも特徴だ。「あお向けで行うよりも腰や背中への負担が少なく、つらさや痛み、疲れを感じにくい。結果、挫折せずに続けられる」(パーソナルトレーナーの松井薫さん)。

 ヨコ腹筋ではアコーディオンの蛇腹に見立てたわき腹を、上下からつぶすイメージで行おう。キープの間は一方の手でわき腹の腹斜筋(ふくしゃきん)に効いていることを確認するといい。

 「手で触ることで脳からの指令が筋肉に伝わりやすくなり、効果も上がりやすい」(松井さん)。

斜めに走りくびれをつくる腹斜筋に効く

 5秒ヨコ腹筋は、左右のわき腹の表層の外腹斜筋と、それに覆われた内腹斜筋にアプローチ。鍛えることで、くびれづくりや下腹の引き締めにつながる。

5秒腹筋ダイエットのルール
1回5秒の腹筋を10回繰り返して1セットと数える。前回と今回で紹介する3種類の腹筋を朝晩1セットずつ行おう。2セットまとめて行ってもOKだが、1分間のインターバルを空けて。