前回はカビやダニが繁殖しやすい環境&場所別に簡単なポイントをお伝えしました。今回は寝室に引き続き、ダニ・カビの温床になりかねない玄関にカビや細菌が増える原因と対策をご紹介します。

ダニ・カビを寄せ付けないおそうじ術
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靴底についてカビや細菌が侵入

 玄関は外からのカビや細菌の侵入口。「特に、靴底に付着した土にカビの胞子がたくさん潜んでいる。雨や雪の日は水気も加わって、そのまま放置するとカビが繁殖しやすくなる」とダニ・カビ博士こと、エフシージー総合研究所の川上裕司部長。

 たたきの四隅や下駄箱内に砂がたまっている場合は掃除機でしっかり吸い取り、エタノールで除菌しておこう。

 なお、脱いだ靴をすぐしまうのはNG。「靴は汗を吸って湿気を帯びている。一晩置いて乾いてからしまうこと。雨や雪の中を歩いた靴は、新聞紙などの上に裏返してしっかり乾かして。お菓子などについてきた乾燥剤を靴の中に入れておくのもお薦め」(家事研究家の高橋ゆきさん)。

カビや細菌が増える原因

●外からカビや細菌が入りやすい
●靴の湿気はカビや細菌に快適な環境を与える
●革靴はカビの餌になる

対策法

1. 床や下駄箱の中の汚れを取りエタノールで殺菌する
玄関のたたきや下駄箱の中の靴を取り出してから、掃除機やぞうきんでたまった砂やほこりを取り除く。仕上げにエタノールで拭いておけば、殺菌だけでなく臭い消しにもなる。

2. 下駄箱内に除湿剤や新聞紙などの湿気取りを
下駄箱の中は湿気がこもりやすい。専用除湿剤を置くだけでなく、「新聞紙や下駄箱専用シートなどを敷いておけば、靴の汚れも取れて一石二鳥」(川上部長)。ときには扉を開けて中の空気を入れ換えるようにしよう。

3. 靴をしまう前に水気や泥汚れをきちんと拭き取る
カビ予防にはとにかく靴をすぐしまわないこと。「特に雨や雪でぬれた靴は、泥汚れを玄関マットやシューズブラシでしっかり取り除き、新聞などの上で底面までしっかり乾かしてからしまって」(高橋さん)。